カーリング

猫も杓子もカーリング!!
ってな感じでカーリング熱が上がってますね


長野のオリンピックで初めてみたときには
「こんなの私でもできるジャン!!」と、思ったモノですが
奥が深いですね・・・

今回のカーリング熱の立て役者は選手、だけじゃなく
NHKで丁寧に解説してくださってる「小林宏*1」さん 実況「大熊英司アナ」のおかげだと思います。

小林さんの先を読んだ解説で、見ている方は次の一手がどの様なルートで来るのかを予め想像できるし
その一手が成功だったのか失敗だったのかがわかります。
これはルールを自然と教えてもらってるような事と同じで、観ている人はおもしろさを感じられます。


TVをみていてちょっとだけ気になったのは
後ろの掲示板に映されている時間

もしかして、これは持ち時間?
まるで、将棋やチェスのようですね。

ということで調べてみたら

ゲーム中の1回の攻守はエンド(end)と呼ばれる。試合は8エンドか10エンドで行われ、またこの他に各チームに持ち時間が与えられる。公式な試合は10エンド、持ち時間73分で行われ、1分間のタイムアウトを2度とることができる。また、第5エンドが終了すると休憩となる。持ち時間がなくなった場合、ゲームが終了していないチームはその試合を没収される。

ということで、73分!!
なんて中途半端な時間?
しかも長丁場のために中盤の休憩では休憩をとるそうです。

第5エンドが終了すると7分間のハーフタイムとなり、選手たちは自分たちが試合しているカーリングシート(レーンとも言われる)の近くで後半の作戦を練ったり、糖分を含む食べ物や飲み物を摂取し体力を回復する。カーリングの試合は2時間30分前後の長丁場であり、集中力と体力の消費も激しい為である。なお、試合中でコーチとの話し合いが認められるのは二度のタイムアウトを除きこの時間のみである。

TV放送では1時間くらいしかないのですが2時間30分の長丁場・・・
凄いです!!

凄いと言えばスキップの小野寺さん
青森のOLさんなんですね。
カーリングを続けるために北海道から青森へ、林さんと共に移住したそうですね。
イタリア戦で勝ったとき「青森のみんな〜〜」とTVに向かって手を振ったのが印象的でした
http://gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=20602

カーリング代表として2度目の五輪に挑戦する小野寺歩(27)。彼女をモデルにした映画「シムソンズ」も製作され、2月18日に公開される。
 ごく普通の中学生だった小野寺は、幼なじみとカーリングチーム「シムソンズ」を結成。札幌学院大学に進学した02年に見事ソルトレークシティー五輪出場を果たした。そして昨年11月、スキップ(主将)として国内最終予選で「チーム長野」との激闘を制し、2度目の五輪キップをもぎ取った。
 ただし、挫折と苦労の連続だった。前回ソルトレークシティー五輪は2勝7敗の8位で予選敗退。「緊張で何もできなかった」(本人)と屈辱だけが残った。しかも、地元の北海道常呂町に戻ったところ、「基幹産業は畜産とホタテ漁」(町役場)という過疎の町に若い女性の就職口はなかった。チームは解散し、「嫁にでも行こうか」と引退も考えたという。
 そんな時、青森市が市民の生涯学習の一環として専用カーリング場を造るという話を聞き、ソルトレークシティー五輪からの同僚の林弓枝(27)と2人で施設運営公社に就職した。

「身分が嘱託のため、給料は一般のOLさん以下。スポーツ専門員という肩書でコーチをしたり、スポーツ会館の受け付け業務をこなしています。海外遠征費などの捻出に資金がかかるため、爪に火をともすような生活をしているはず。お付き合いしている男性の噂も聞きません。普通の年頃の女性のようにワイワイ飲み屋で騒ぐような機会は少ないようですね」(青森市文化スポーツ振興公社の上司)
 青森市内のアパートにひとり暮らし。そんな彼女の苦労を見かねた青森県、市、地元商工会が先頭に立って、街頭募金で1000万円の遠征費用を集めてくれた。その資金をもとにチームのメンバー5人は9月から3カ月以上もカナダ・バンクーバーで合宿を張ることができた。もっか世界ランキングは8位だが、その合宿中の大会では昨年の世界選手権5位のロシアを下し、「隠れたメダル候補」(関係者)と評価は急上昇している。
「4年前の自分に勝ちたい。メダルを取って笑顔で日本に帰ってきます」
 映画のようなハッピーエンドは迎えられるのか。

*1:http://www.yomiuri.co.jp/torino/news/20051214ie03.htm アルベールビル五輪でカーリング(公開競技)の日本代表監督を務めた小林宏さん(58)(川崎市在住)が、山梨県山中湖村に自費でカーリング場「Curlplex Fuji」を建設、オープン