空港道路封鎖解除

大分空港道路 通行止めを解除 原因分析、安全性を確認
 スリップ事故が同一場所で相次ぎ、全線通行止めとなっていた大分空港道路が十六日午前六時から通行を再開する。
 道路を管理する県道路公社は十五日、「安全性が確認できた」としており、接続する日出バイパスも通行を再開する。
 同公社はスリップ事故の原因について「雨が少なく、気温が上昇したため、路面に凍結防止用の塩化カルシウムが残留して滑りやすい状況だった可能性が高い」と分析。
 さらに(1)滑り抵抗試験では、高速道路走行時の安全基準値と、国土交通省の定める道路構造令基準値を満たしている(2)路面のアスファルト成分は設計通りで問題はない(3)路面清掃した結果、路面には塩化カルシウムはほぼ残っていない―などの理由により、「安全が確認できた」として通行を再開することにした。
 事故は十、十二の両日、杵築インターチェンジから日出町方面に約二キロの地点で三件発生。いずれもけが人はなかった。
 今回、開通以来最長となる約八十七時間にわたって通行止めとなったことについて、同公社の山本大喜事務局長は「県民に不便を掛けたことをおわびしたい。今後、パトロールを強化し、一層の安全対策に努める」とコメントした。

ええ。14-15に空港利用した物としては被害甚大です