11月の国立は・・

11/23 金曜日
11月の国立は人生2度目の忘れられない試合になった。


1度目はナビスコ杯優勝
2度目の今回はJ1昇格


どちらも一発勝負の自力獲得


今回は、勝たなければ先がない。
まさに一番残酷な試合。



対戦相手はジェフ千葉



昨年までは良いカモにされてきたチーム
今年は1勝1敗でリーグを終えている。
「今年はやれる!」そう心に強く思って、この日のために国立にやってきた。


後半残り8分。
まだ0-0。
寒い雨の中電光掲示板で時間を確認し、
もう時間がないと思い始めたその時
田坂監督は高松を入れた。
高松入団時から、節目節目に必ずいる男だった。
何かやってくれるという期待があった。


そして後半残り6分
デカモリシからのボールを林が技ありのループシュート
ぽーーーん。とボールがゴールに吸い込まれた瞬間・・・
立ち上がって、ジャンプして、タオマフを振りまくった。
周りのジェフサポは静まり返った。


ロスタイムの5分間が長かった。
控えの選手もベンチ横に来て・・勝利の瞬間を待っている



そして、このJ1昇格!!
この時を待っていた。
合羽を着ていても雨に打たれ応援してぐしょぐしょの顔が、今度は涙でぐしょぐしょになった・。
知らない隣のサポと抱き合っていた。


・・・でも、実は思いっきり喜べなかった。
国立に向かう飛行機の中でも、心は泣いていた。
優勝の瞬間の涙もうれし涙と、悔し涙
大分のもう一つのプロスポーツチーム
バスケのヒートデビルズの危機があるから
国立の試合の前日にパワーをもらった。
だから今度はこちらがお返しする番だと思っている。

トリサポもデビルズのために
方向性が決まったら協力お願いします。

やっと、この記事をかけるだけの心の余裕ができてきた。
すごく悩み苦しんだ1週間だった。
得た結論は、

自分ができることを、自分の満足するまで、やりきること。
自分の強い気持ちを大切にすること。

そして、こんな状況で多くのサッカー仲間、同期の友人、種々のつながりの人たち、そんな自分の周りの全ての人が手を差し伸べてくれた、話を聞いてくれた、足を運んでくれた。

そんな人の縁に「感謝」