秋〜春制よりも前に審判を国際基準に

G大阪発黒星…西野監督、主審にキレた!
「J1第3節最終日、京都2-1G大阪」(22日、西京極)
 G大阪はアウェーで京都と対戦し、1-2で敗れた。
 荒れた試合を決定的にしたのは、後半9分のPKだ。スルーパスに対して、GK藤ケ谷が鋭い飛び出しでクリアし、京都FW柳沢と交錯。藤ケ谷の手はボールにいっているように見えたが、主審は藤ケ谷のファウルと判定。その後も吹かれる笛の大半が、結果的に京都有利に働いた。
 京都のイエローカードが1枚に対し、G大阪は5枚。藤ケ谷が「100%自信を持ってPKじゃないと言える。あれがPKなら、全部PKですよ」と吐き捨てれば、遠藤も「お客さんも含めて3分の2以上がPKじゃないと思ったはず。全体を通してガンバに不利な判定だった」と、あきれ顔で話した。
 普段、判定に対してほとんど不平を言わない西野監督もキレた。「内容も良くなかったが、レフェリングほどじゃない」。はじめは冷静に話していたが、次第にヒートアップ。「重要なJの1ゲームを演出するべき人間が、いい演出をしてくれたか疑問。たとえ勝っていても不快だ。Jリーグの試合がこういう形で行われてはいけない」と、最後まで怒りが収まることはなかった。
 試合を受けてG大阪は23日にも審判委員会に意見書を提出することを決定した。「もう1人敵がいるとは思わなかった」。主将のDF山口がため息とともに発した一言に、無念の思いがにじんだ。

確かにこれでイエローだったら・・

ってか、これをイエローとったらキーパーは突っ込めなくなるよ
キーパーの方が危険な行為を受ける可能性が高いと思うんですけどね。
足を狙いに行っているとは見えないし、ボールから手が滑って体が落ちたところに柳が突っ込んだとしか見えない。


鹿島のオリベイラ監督も審判への憤懣をだしているそうですね。
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00079570.html

22日の広島戦後、鹿島・オリベイラ監督は扇谷健司主審の判定に怒り会見を拒否した。

オリベイラ監督は広島に2−1と勝利したものの、試合後の記者会見を拒否。監督の代理で会見に出席した奥野コーチは「レフリングに対して疑問を持たれたので、こういう公の場で批判めいたコメントが出ないように、代理で僕が遣わされました」と語った。

この試合の主審を務めたのは扇谷健司主審。07年からプロフェッショナルレフェリーとなった同主審は、07シーズン、鹿島の担当試合6試合のうち、5試合で新井場にイエローカードを提示。同じ年の大分×鹿島戦では誤審を連発し、鹿島の質問状に対して、Jリーグは「4つ全てが誤審で、鹿島に3度の PK があった」と返答するなど、以前から鹿島とは浅からぬ因縁があったようだ。

今までと異なり、AFCで多くのチームがリーグチームとして海外のチームと戦う機会が増えてきてますよね。
だとすると、こういったチームは、
AFCと戦うときには国際基準
Jで戦うときには国内基準・・

このズレた判定基準で戦えというのはどうなのかな?

「鹿島が海外のチームに弱いのは、この国内基準で戦っているからなのでは?」というブログをどこかで読んだけど、確かに一因ではあるかもしれないですよね。

中田ヒデがかつて何かの雑誌で、
Jではボールをもった選手が倒れると笛が吹かれる。
だが倒れると次のプレーにいけずに結局自分が損をするから僕は倒れない。

といった内容のコメントをしていた記憶があるのですが、
確かに海外ではボールをもった選手が倒れても笛は吹かれないことが多いですよね。
俊輔もマリノス時代よりもスコットランドに行ってからは本当に倒れなくなったと思います。

「倒れたら損だ!」という考えは、日本のサッカーでは、選手にもサポにもあまりないように思えます。
審判が倒れた方の選手よりだから、大柄な選手が倒れてもファールをとってもらえなかったり、小柄な選手がころころ転がるとすぐファールを取ったり・・。
倒れたらそこでプレーが止まってしまい、多くの人が絶賛して目標にしている「スペインのような玉がつながる面白いプレー」(大分にはないそうですが(苦笑))は産まれないと思うんですよね。


Jの上層部は「観客増員のために、魅力のあるサッカーを」といううたい文句を掲げて、その方向性が「秋〜春制」という日本の気候も慣習も無視したシステムにしようとしてますが、そんな無理をせずに、まずはお金も時間もそんなにかからないと思われる、「試合の流れを止めない国際基準のレフェリングの指導」から始めてみてはいかがでしょうか?


日本のリーグだけじゃないのでしょうか?
試合開始前から審判の名まえをチェックしたり、
八百長をしていないのに、試合開始翌日の紙面に審判の名まえがでるのは・・


本当に、審判も国際基準にしてもらわないと、
AFCと国内リーグを短いスパンで戦う選手達がカワイソウですよ。


それに、今からサッカーをやろうとしている子供たちが、「今日の審判は・・」といっている大人たちの言葉を聞いたり、育っていくというのはサッカーの未来にとっても不幸ですよね。