なんか違う


私が良く行くトリニータ関係の掲示板で
しきりに応援自粛を提唱している人がいるんです。
一つの掲示板だけでなくあちこちの掲示板でみかけます。


でも、これってなんか違うと思うんですけど・・?


応援自粛を提唱するひとが、良く持ち出すのが
【1stでの浦和レッズの応援自粛】


私はあの駒場にいました。
出島ではなく、メインスタンドで見てました、
が、
かなりというかめちゃくちゃ異様な雰囲気でした。


決して浦和の応援自粛が悪かったとは思いません。
あの場面では応援自粛することは間違ってないし、良い手段だったと思います。


でも、レッズサポが応援拒否したのは、
レッズサポが今年のレッズは強いチームになった、
優勝も狙えるチームになったと思ったからですよね。
だから格下のチームに負けたり、点を取れなかったり、失点が多すぎたり、
という事に対する怒りや選手への抗議といった前向きな応援自粛だったはずです。


決して数年前までの、
Jリーグのお荷物とか崖っぷちランキングに名を連ねている頃は
応援拒否なんかしませんでしたよね?
今年のレッズだけを見て、それを他のチーム
(特にトリニータのように今一番サポの力が必要なチーム)
に適応すべきではないと思います。


思いだしてください。2000年のJ2を。
大分市営陸上競技場のアウエイ席が真っ赤に染まった試合を。
毎回あそこまでのサポの後押しがあるからこそ応援拒否は生きてくるのです。


まだ大分はサポ自身もその域には達してません。
J1ではまだ2年生なんです。
しかも選手のほとんどは他のチームから流れてきた
(もっとはっきりいうと戦力外対象の)選手なんです。


選手達もできる限りのことをしてると思います。
でも選手自身の実力の差はあります。
足の速い外国人&日本人のFWがいるチームには
どうしても太刀打ちできません。


押していても押していても自力の差が最後にでてしまって、
カウンターで1or2人で持って行かれます。
まだ、組織プレーの試合展開の方が勝てる公算がありますネ
1対1は弱くても、3対3だと補えるからです。


そんな毎回崖っぷちになるよなチームですけど、
私は応援せずにいられません。


そんなサッカーは面白いと思うからなのです。