猿の結核

http://www.asahi.com/national/update/1005/040.html

大阪市天王寺区天王寺動物園は5日、
園内で死んだニホンザル1匹(雌、6歳)から結核菌が検出された、と発表した。

え!猿からですか。

この6歳のサルは7月29日に舎内で死んだ。
獣医師が解剖して死因を調べたところ、肺に病巣があり、
民間の医療機関で検査したところ、10月4日に結核菌が見つかった。
菌は人間に感染するものと同じタイプだったという。
 ほかのサルにもツベルクリン反応検査をしたところ、
5匹が陽性を示した。うち1匹(雌、3歳)は10月1日に死んだ。
肺に病巣があり、詳しい検査を続けている。
飼育担当者に異常はないという。


結核については
http://www.jata.or.jp/

  • 2003(平成15年)新登録患者数31,638人
  • 結核は、結核患者がせきやくしゃみをした時に飛び散るしぶきの中の結核菌を吸い込むことによって感染します。しぶきの中の結核菌は、早く吸い込まれないと日光の中の紫外線に殺されます。
  • 結核に感染しても、普通は免疫の働きで発病を防ぎ、感染した人で一生のうちに発病するのは10人に1人程度といわれています。
  • 染して1〜2年で発病する場合と、何年もたって体が弱ってきた時に、眠っていた結核菌が目を覚まし発病する場合があります。
  • 現在は10種類の有効な抗結核薬があるので、3〜4種類の薬を6〜9ヶ月服用することで、短期間に治すことができるようになりました。

こういたことかな


なので、恐れず、疑いを持ったら早めにきちんと医者を受診しましょう。
その際にちゃんと「結核を疑ってます」調べてくださいと言いましょう。
医者が「風邪ですよ」と言っても、

  1. 胸部レントゲン検査
  2. ツベルクリン反応検査
  3. 喀痰検査


をお願いしましょう。

自分の家族にもうつるのですから自分だけの病気ではないですよ。